2017年04月01日
ギタリストの腰痛 - 健康になるギター
3月31日はプレミアムフライデーということで、福岡三越でライブでした。
たくさんの方が、お買い物や旅行の途中で立ち寄って聴いてくださいました。ありがとうございました(^^)/
「ペコスおじさん」の演奏で踊ってくれたボクちゃん、ありがとう!
さて、今日は最近私を悩ませている、腰痛の話題です。アイタタタタ...(><)
たくさんの方が、お買い物や旅行の途中で立ち寄って聴いてくださいました。ありがとうございました(^^)/
「ペコスおじさん」の演奏で踊ってくれたボクちゃん、ありがとう!
さて、今日は最近私を悩ませている、腰痛の話題です。アイタタタタ...(><)
某放送局の「きょうの健康」など、健康というタイトルのコンテンツは、実は病気の話題だったりしますね。昔からとても変な感じがしてました。とはいえ、具合が悪い時に健康を実感するというのもまた真実なので、今回は私の最新腰痛体験(^^; から、腰痛の原因、対策、予防法などを自分なりにまとめておこうと思います。
今回、自分が一番おぼえておきたいことはこれです。
腰痛が悪いのではない。腰痛は親切なお知らせサイン。
咳、発熱などの症状と同じく、腰痛も「体の調子がおかしいですよ。なにか対策をたててくださいね」というメッセージだと思います。日々の生活があるので、湿布やコルセットや注射など、とにかく痛くないようにしたいという気持ちは分かりますが、自分を健康にしてくれる大事なサインととらえて、生活や体調を見直してみたいと思います。興味がある方、お付き合いください。
経緯
始まりは、3月13日のことでした。30分ほど歩いて移動している途中、突然、足がガクガクっとしました。同時に腰がたまらなく重くなってきました。
なんとか家にたどり着き、横になると、腰の辛さはすぐに無くなりました。
な〜んだと思って、立ち上がろうとすると...立てない。
あれれと思いながら、また横になって、しばらくじっとして、ようやく起き上がることが出来ました。
立ち上がって用事をしていると、たちまち腰痛が。
連続活動時間が、エヴァンゲリオン初号機くらい(><)
それでも寝ていれば痛みは引くので、休んでは動き、休んでは動きしてました。
こりゃ31日のライブ大丈夫かなと心配になってきました。
ネットで「腰痛 原因」って入れて調べてみました。
仮説1:内臓の不調
腰痛の8割は原因不明。と書いてありました。え〜そんな〜と思いましたが、腰痛がサインだとすれば、分かりやすい原因がある方がむしろ少ないのでしょうね。
内臓が原因の腰痛があるそうです。腎臓、胃、十二指腸などの不調が、腰痛の原因になるとあります。
酒の飲み過ぎに注意とあります。
100%当てはまります。
試しに3日ほどお酒を抜いてみました。朝の目覚めが良くなったりはしましたが、腰痛自体は軽くなった感じはしませんでした。
仮説2:悪い姿勢・良すぎる姿勢
腰椎1番が少し出っ張っていますね、と整体の先生に教えていただいたことがあります。
後に紹介する本によると、人間の背骨はS字型になっているのですが、猫背だったり加齢により、C字型になり、その結果本来あまり使わなくてよい筋肉を酷使して姿勢を保とうとし、それが「コリ」になるらしいです。
私は3年ほど前から立腰を心がけていて、ブログにも書きました。体幹が弱い状態で立腰をがんばると、もしかすると背中の筋肉に負担をかけるのかもしれないなと思いました。
寝ていると楽、立っている時、猫背気味にしていた方が楽、背中をさわると筋肉が固い、など心当たり満載です。
仮説3:冷え
元々冷える体質です。低体温は免疫力が低くガンになりやすいと知り、体温を上げる食べ物や運動を以前に比べると取り入れていますが、未だにコーヒーはやめられません。
冷えと腰痛っていかにも関連がありそうなんですが、ネットで読んだ限りでは、なんか漠然とした関連性しか読み取れませんでした。まぁ暖かくしておくにこしたことはないと思います。
仮説4:体幹の弱さ
横になって寝るとき、背中や首で体を支えていることが分かりました。その結果、朝、背中や肩がバリバリしていることがあります。本来は胴体?で支えている?どうなんだろ。
整体師さんに
あなたは体幹がありませんね
と言われたことがあります。ずいぶんひどいことをいう先生です。それだけ弱かったのでしょう。
体幹は音楽家にとっても大変重要です。
腰がふらついている人の演奏は、リズムの切れが甘いです。
腰が固い人の演奏は、リズムが単調です。
パコ・デ・ルシアは、サッカーが大好きだったそうです。
ジャコパストリアスもスポーツが得意だったみたいですね。
昔は「運動神経が良いと楽器がうまい」とか言ってましたけど、そうではなくて、体幹の違いがあるような気がします。
仮説5:演奏姿勢・演奏による負担
ギター弾きなら、これが一番に来そうなものですが、最後まで気づきませんでした(^^;
クラシックギターはほぼ全員座って演奏するので、演奏姿勢による、腰の問題が発生してきます。
私はほとんど立奏なので、肩の負担はありますが、直接、腰の問題にはならないような気がします。
あ!でも心当たりある!GarageBandで演奏を詰めていくのが面白くなり、昨年12月から2月まで結構な時間、パソコンの前でギター抱えて、あーでもないこーでもないとやってました。背中の酷使半端なかったです。これかぁ...
対策
整体師さんに相談するのが、多分一番早いと思います。
でも、整体師さんは一時的に痛みを和らげてくれたり、痛みを起こしている部位を教えてくれたり、腰痛を無くすヒントをくれたりしますが、腰痛自体を根治してはくれません。
それは本人がやるしかないから。
ということを以前教えてもらったので、心当たりのあることをいろいろと改善することにしました。
まんが背骨イキイキ健康法
こんな本がなぜか家にありました。
マンガなので、ギタリストでも大丈夫です。
今回の腰痛を予言して、昔から本棚に眠っていたのかと思うほど、ニーズにぴったりの本でした。
Amazonによると、現在絶版で、中古本が1円で売られているようです。
背骨の働き、病気との関係、診断法、矯正体操、健康法について書かれています。
矯正体操としては「エビ運動」が役に立ちました。
10〜30回やれと書かれており、半信半疑でやってみたら、見事に効きました。
ひざを抱えて頭を持ち上げる簡単な運動です。
あと、腰痛とは直接関係ないけど股関節のズレについての記事が興味を引きました。
私の父親は、かなりのO脚で、晩年ヒザが痛いということで、○ンドロイチンをずいぶんと買っていました。
軟骨成分を補うのもいいですが、股関節のズレを整えて、本来の骨の重なり方に戻してあげれば、軟骨がすり減るということも無かったのではないかとも思ったりします。私も親父の骨格を受け継いでいるので気をつけよう。
というわけで、31日は無事ライブが出来るまで回復しました。よかったです。
でも、充分に準備が出来てなくて、メンバーやお客さまにもっと良い演奏を届けることが出来たのに...と思うと悔しいです。言い訳せんでこれから精進します。
まだ完治してないので、体操をしたり、生活に注意して、腰痛が出る前より健康体を作りたいと思います。そしてギターの音や演奏を、もっと良くしたいです。なんか小学生の作文みたいなエンディングになりました。
→白石つよしアイレギター教室のページです。よかったらのぞいてみてください(^^)/
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今回、自分が一番おぼえておきたいことはこれです。
腰痛が悪いのではない。腰痛は親切なお知らせサイン。
咳、発熱などの症状と同じく、腰痛も「体の調子がおかしいですよ。なにか対策をたててくださいね」というメッセージだと思います。日々の生活があるので、湿布やコルセットや注射など、とにかく痛くないようにしたいという気持ちは分かりますが、自分を健康にしてくれる大事なサインととらえて、生活や体調を見直してみたいと思います。興味がある方、お付き合いください。
経緯
始まりは、3月13日のことでした。30分ほど歩いて移動している途中、突然、足がガクガクっとしました。同時に腰がたまらなく重くなってきました。
なんとか家にたどり着き、横になると、腰の辛さはすぐに無くなりました。
な〜んだと思って、立ち上がろうとすると...立てない。
あれれと思いながら、また横になって、しばらくじっとして、ようやく起き上がることが出来ました。
立ち上がって用事をしていると、たちまち腰痛が。
連続活動時間が、エヴァンゲリオン初号機くらい(><)
それでも寝ていれば痛みは引くので、休んでは動き、休んでは動きしてました。
こりゃ31日のライブ大丈夫かなと心配になってきました。
ネットで「腰痛 原因」って入れて調べてみました。
仮説1:内臓の不調
腰痛の8割は原因不明。と書いてありました。え〜そんな〜と思いましたが、腰痛がサインだとすれば、分かりやすい原因がある方がむしろ少ないのでしょうね。
内臓が原因の腰痛があるそうです。腎臓、胃、十二指腸などの不調が、腰痛の原因になるとあります。
酒の飲み過ぎに注意とあります。
100%当てはまります。
試しに3日ほどお酒を抜いてみました。朝の目覚めが良くなったりはしましたが、腰痛自体は軽くなった感じはしませんでした。
仮説2:悪い姿勢・良すぎる姿勢
腰椎1番が少し出っ張っていますね、と整体の先生に教えていただいたことがあります。
後に紹介する本によると、人間の背骨はS字型になっているのですが、猫背だったり加齢により、C字型になり、その結果本来あまり使わなくてよい筋肉を酷使して姿勢を保とうとし、それが「コリ」になるらしいです。
私は3年ほど前から立腰を心がけていて、ブログにも書きました。体幹が弱い状態で立腰をがんばると、もしかすると背中の筋肉に負担をかけるのかもしれないなと思いました。
寝ていると楽、立っている時、猫背気味にしていた方が楽、背中をさわると筋肉が固い、など心当たり満載です。
仮説3:冷え
元々冷える体質です。低体温は免疫力が低くガンになりやすいと知り、体温を上げる食べ物や運動を以前に比べると取り入れていますが、未だにコーヒーはやめられません。
冷えと腰痛っていかにも関連がありそうなんですが、ネットで読んだ限りでは、なんか漠然とした関連性しか読み取れませんでした。まぁ暖かくしておくにこしたことはないと思います。
仮説4:体幹の弱さ
横になって寝るとき、背中や首で体を支えていることが分かりました。その結果、朝、背中や肩がバリバリしていることがあります。本来は胴体?で支えている?どうなんだろ。
整体師さんに
あなたは体幹がありませんね
と言われたことがあります。ずいぶんひどいことをいう先生です。それだけ弱かったのでしょう。
体幹は音楽家にとっても大変重要です。
腰がふらついている人の演奏は、リズムの切れが甘いです。
腰が固い人の演奏は、リズムが単調です。
パコ・デ・ルシアは、サッカーが大好きだったそうです。
ジャコパストリアスもスポーツが得意だったみたいですね。
昔は「運動神経が良いと楽器がうまい」とか言ってましたけど、そうではなくて、体幹の違いがあるような気がします。
仮説5:演奏姿勢・演奏による負担
ギター弾きなら、これが一番に来そうなものですが、最後まで気づきませんでした(^^;
クラシックギターはほぼ全員座って演奏するので、演奏姿勢による、腰の問題が発生してきます。
私はほとんど立奏なので、肩の負担はありますが、直接、腰の問題にはならないような気がします。
あ!でも心当たりある!GarageBandで演奏を詰めていくのが面白くなり、昨年12月から2月まで結構な時間、パソコンの前でギター抱えて、あーでもないこーでもないとやってました。背中の酷使半端なかったです。これかぁ...
対策
整体師さんに相談するのが、多分一番早いと思います。
でも、整体師さんは一時的に痛みを和らげてくれたり、痛みを起こしている部位を教えてくれたり、腰痛を無くすヒントをくれたりしますが、腰痛自体を根治してはくれません。
それは本人がやるしかないから。
ということを以前教えてもらったので、心当たりのあることをいろいろと改善することにしました。
まんが背骨イキイキ健康法
こんな本がなぜか家にありました。
マンガなので、ギタリストでも大丈夫です。
今回の腰痛を予言して、昔から本棚に眠っていたのかと思うほど、ニーズにぴったりの本でした。
Amazonによると、現在絶版で、中古本が1円で売られているようです。
背骨の働き、病気との関係、診断法、矯正体操、健康法について書かれています。
矯正体操としては「エビ運動」が役に立ちました。
10〜30回やれと書かれており、半信半疑でやってみたら、見事に効きました。
ひざを抱えて頭を持ち上げる簡単な運動です。
あと、腰痛とは直接関係ないけど股関節のズレについての記事が興味を引きました。
私の父親は、かなりのO脚で、晩年ヒザが痛いということで、○ンドロイチンをずいぶんと買っていました。
軟骨成分を補うのもいいですが、股関節のズレを整えて、本来の骨の重なり方に戻してあげれば、軟骨がすり減るということも無かったのではないかとも思ったりします。私も親父の骨格を受け継いでいるので気をつけよう。
というわけで、31日は無事ライブが出来るまで回復しました。よかったです。
でも、充分に準備が出来てなくて、メンバーやお客さまにもっと良い演奏を届けることが出来たのに...と思うと悔しいです。言い訳せんでこれから精進します。
まだ完治してないので、体操をしたり、生活に注意して、腰痛が出る前より健康体を作りたいと思います。そしてギターの音や演奏を、もっと良くしたいです。なんか小学生の作文みたいなエンディングになりました。
→白石つよしアイレギター教室のページです。よかったらのぞいてみてください(^^)/
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