2011年04月19日

耳コピ講座実践編 3 キーを判断する

3回目です.お待たせしました.

0319b945.jpg題材にしている曲は,アリーバハイノーツ「Mucho Viento 強い風」私のオリジナルです(^^)/

(mp3ファイルへのリンク)



今回のテーマ「キーの判断」と,次の「メロディの耳コピ」は同時進行です.メロディを少し聞きとっては,これはGメジャーだな多分とか考えながら進めます.

構成譜でまずここから耳コピしてみよう!と狙いをさだめたら,まずやることは,そのメロディを鼻唄することです.

Mucho Vientoを耳コピる前に,誰でも知ってる曲で練習です.

課題曲1. チューリップ(さいた さいた...)
課題曲2. こがねむし(こがねむしーはーかねもちだー)
課題曲3. かえるのうた(かーえーるーのーうーたーがー)

ちょっと幼稚っぽいけど,とにかく歌ってみてください.出来たら,それをギターでもピアノでもいいですから,同じように弾いてみてください.音の高さと長さが正しく歌えたら,それが耳コピ出来たってことです.簡単でしょ?意外に難しい?

童謡でも,ハードロックでも,交響曲でも同じ方法です.

で,ここからキーの判断です.

この3曲,歌い出しの音と最後の音,同じじゃないですか?違うよっていう方は曲を違っておぼえてるかも.この3曲は,キーになる音で始まって,キーになる音で終わってます.あなたが「どの花見てもきれいだなー」って歌ったら,その「なー」の音がキーになる音です.それが「ド」だったらハ長調.Cメジャーです.

あなたが「金蔵建ーてた蔵建てたー」って歌って,「たー」が「ラ」だったらイ短調.Aマイナー.「レ」と「ミ」の間の黒鍵だったら,変ホ短調.Ebマイナー.気がつかない間にずいぶん難しいことをやってたわけです(^^;

その長調の短調のって何?なんか役に立つの?っていうと,それがなんとなく分かってくると,メロディにどんな音が出てくるか予想が立つといういいことがあります.逆に言うとそれしかメリットは無くて,キーなんかわかんなくても耳コピは出来るんですが,能率がちょっと変わってきます.間違っててもいいので,キーはなにか自分で予想して音をとっていくと,耳コピ力がつきますよ.

さっきの3曲は一番わかりやすい例で,たとえば「ちょうちょ ちょうちょ 菜の花にとまれ」っていうのは,歌い出しがキーの音じゃないので,ちょっとやっかいです.

さて,今日の宿題は,Mucho Vientoのキーです.ヒントは,ホーンがジャンジャンと吹く音ですね.あれがキーになる音です.チューニングは442Hzなんで普通のチューニングで大丈夫なはずです.トライしてみてくださいね.

1. イントロ
2. 全体像・構成・リズムを耳コピる
3. キーを判断する〜 この記事です
4. テーマのメロディを耳コピる
5. コードを耳コピる
6. ギターソロを耳コピる(1)
7. ギターソロを耳コピる(2)
8. サックスソロを耳コピる
9. ハモリを耳コピる


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guitarstudio_aire at 16:45│Comments(0)mixiチェック 耳コピ講座? 

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